令和5年2月北谷町ひきこもり家族交流会レポ

2月18日(土)9時〜12時 北谷町生涯学習プラザセミナー室1
参加者:6名(家族3名、元当事者1名、その他2名)、参加費500円

私たちひきこもり家族会沖縄支部は、2月18日(土)に北谷町で対話交流会を開催しました。北谷町で初めての開催です。
セミナー室の窓からは海を見下ろすことができ、開放的な気持ちになりました。対話交流会ではセルフケアについてのお話が多かった印象です。ひきこもりの方を支える家族が、まずは元気でなくてはいけませんね。
さて、交流会には会員5名と北谷町福祉課の職員1名が参加しました。

対話交流

個人が特定されないために加工しております。
  • 家族:ひきこもりの解決は、家族がまず人を頼ることができるかどうかで分かれると思います。自分で解決できないから、現状に苦しむ。ネットで色々調べる人がいますが、人とつながって頼ることが大切だと思います。
  • 家族:ピアサポーターの研修で傾聴を続けて、人の話を聴くことができるようになりました。会のLINEが、自分のリアクションの練習となっています。遠慮しないでできる場があって助かりました。
  • 家族:私は自然に人を褒めることができるようになったと、相手のリアクションで気づくことができました。これまで意識的に相手を褒めて、自分を応援していましたが、今は自分の気持ちに意識が向くようになりました。
  • 家族:みなさん、セルフケアに自覚的でいいですね。会では進行に身を任せると、自然と自分の現在の状態・気持ちを確認できますし、Iメッセージなどを実践することができています。助かっています。
  • 家族:会で元当事者と交流できるのがいいですね。私は自分のルーツ探しをはじめました。私はどのような先祖の由来で誕生したのか、この世界にしっかり足をつけて、次世代に感謝を伝えていきたい気持ちです。県の図書館で探しています。司書にも協力いただいています。
  • 支援員:昨年末から高齢の両親が不和になって、カウンセリングで勉強したことのあらゆることを実践し、どうにか落ち着かせることができました。ポイントは「相手を理解したり許したりできなくても、決して諭さず、やわらかくなるまで待つ、そのための環境をつくる」でした。その中でも「自分へのご褒美」が大切でした。
  • 元当事者:ひきこもりの方には、健康とお金と性の課題があリます。解決は難しいですが、前に進んでいます。年配のお医者さんに心無いことを言われ、ショックを受けることも多いです。でもがんばります。

3月交流会のお知らせ
3月4日(土)1.令和5年3月4日(土)10時〜13時
  那覇市民活動支援センター3階会議室5(15名収容)

2.令和5年3月18日(土)9時〜12時
  北谷町生涯学習プラザ(ニライセンター)セミナー室1(19名収容)

※那覇市、北谷町ともに参加費500円です
交流会は途中参加・退席は自由です。聴くだけの参加もOKです。
交流会で話されたことは、決して外へ持ち出しません。
一切の宗教活動や営利活動は禁止します。
オンライン参加リアル参加のどちらも、初回の方は事前に会までご連絡ください。