令和6年2月17日(土)9時〜12時
北谷町生涯学習プラザ(ニライセンター)セミナー室1
参 加:家族3名、関係者1名
参加費:500円

私たちひきこもり家族会沖縄支部は、2月17日(土)に北谷町で交流会を開催しました。
今回も家族としての悩みについて対話を行いましたが、「誰の困り感なのか?」ということについて考えさせられました。
家族、親としての困り感(都合)を、子どもに押し付けることがないようにしたいですね。また、しっかりと子どもの困り感に合わせてた対応を心がけたいですね。

対話交流

個人が特定されないようにしています
  • 会の季刊紙「たびだち」を見せたほうがいいのか、逆に追い込んでしまったら怖いです。
    • ←本人の希望が前提ですよね。家族が家族会に参加していることをお子さんが知っているといいのですが。
    • ←無理にすすめずに、家庭でさりげなく読んでいる、さりげなく置いてある状況を作ればいいのでは。本人が気づいて興味があれば読むでしょうし。ただ、子どもの今の状態とこれからについて、もっとよく考えたくて家族会に参加している、ということを伝えておくことが大切かもしれません。
  • 心身の調子が悪いときはお風呂に入らないことがあり、これが習慣化しないか心配です。お風呂に入るとぐっすり眠れるよ、と話しているのですが。
    • ←やさしく伝えているのですね。本人がお風呂に入るメリットを感じてくれるまで、家族がやさしく説きつづけても反発を生むかもしれませんね。説得ではなく、Iメッセージが適切かもしれませんね。「さっぱりしたあなたが好き」「いいにおいがするのでとても嬉しいよ」など。
  • 引き出し支援の業者のYOUTUBE動画を見ました。家族として、とてもつらい時を思い出して、心が痛みました。本人が明確に「行かない」と拒否しているにもかかわらず、「家族が望んだこと、契約もしている」ということを盾に連れ出してしまいました。病気の診断もないにもかかわらず、本人の意向を完全に踏みにじるやりとりは不快でした。
    • ←私も立派な人権侵害だと思いました。調べてみると逮捕・監禁罪に該当するのでは。ネットにも引き出し支援の問題点をまとめたサイトが多くありますね。会の勉強会でより深く考えたいです。
    • ←子どもがどうして立ち上がれなくなったのか、社会を避けるようになったのか、きっかけとなる苦しみや辛さ(があったのなら)、その原因をケアするのではなく、得体のしれない民間団体に連れ出しを依頼する。家族のあり方、人としてのあり方を考えさせられます。

会では2月17日(土)と18日(日)に「引き出し支援を考えるオンライン勉強会」を開催します。勉強会の様子は改めて報告いたします。