私たちひきこもり家族会は9月16日(土)に沖縄県北谷町でひきこもり家族交流会を開催しました。
本会は北谷町のみならず近隣にお住まいの方も参加大歓迎です。2月からスタートしてした北谷町交流会は、少しずつ参加者が増えにぎやかになってきています。今のところ人数と時間に余裕があるので、ゆったりと対話交流を行うことができました。

9月.北谷町交流会

令和5年9月16日(土)9時〜12時
@北谷町生涯学習プラザ(ニライセンター)2階セミナー室1
参加者:7名
参加費:500円

対話交流から

  • 「何曜日に生まれたの」というドラマがすごくいいです。みなさんも是非見てほしいです。ひきこもりについてよく理解できるメッセージが織り込まれています。子どもと関係が悪い時は、決して二人にならないようにしていました。本人への働きかけよりも、環境を工夫すると効果がありました。
  • 自立施設で生活訓練をしていた子どもが来月対処し、次のステップに進もうとしている。こだわりが強い分、自分で決めたことには責任感を持っていると、ケース会議に参加した看護師、支援員の共通認識でした。次のステップも途中でやめないか不安がありましたが、失敗も含めて成長を見守りましょうとなりました。
  • インターネット上の居場所でトラブルがあり、人と人との間に入ってとても難儀をしています。寄り添うって本当に難しいですね。ネット居場所のフェスを企画しています。開催日時が決まったらみなさんにお知らせします。
  • 私は目が悪く定期受診しています。先日子どもがよく見えないからとメガネ店へ行きました。私と眼科へ行く話も進んでいます。体のケアのために、これまで受診を勧めたことがありますが、ずっと拒否的でした。変化がありました。また子どもは家のあれこれについて「手伝うよ」と庭の清掃や洗車などしてくれています。ただ外出はまだのようです。
    • ←先回りしないで、これまで通り、子どもの今にあわせた対応でよいと思います。
    • ←メッセージで「ありがとう」「うれしかったよ」と送ると、コミュニケーションが広がりそうですね。
    • ←お子さんのエネルギーがたまって変化を求めているのですかね?全力で応援してください。
  •  社会人生活後に10年ひきこもる子ども。私が家族会に行くというと「がんばってね」というように見送ってくれました。これまで子どもの今に向き合い、大きな衝突はありませんでした。このままでもいいよと思い、伝えてきました。ただ、子どもは私の考えに寂しさを感じないか、このままでいいのか、不安に思います。子どもを放棄していることにならないでしょうか。
    • ←「このままでいいのか」という問いには明確な答えがないように思います。おそらくどの家族も同じ不安を抱えながら、日々子どもに向き合っていると思います。答えはありませんが、互いに支え合うことはできます。家族会のいいところです。
    • ←母を通して社会(家族会)と繋がりたいというお子さんの気持ちがとても前向きだと思います。褒めてあげてくださいね。
  • 父親をヘイトしている子どもがいます。リビングで食事をするようになり、現在は、誘えば一緒に買い物にでかけます。声をかけても無視されることもありますが、それでも声掛けをしています。精神的につらくなりますが、自分の仕事や遊びに打ち込んで心の健康を保っています。最近は再び全力で子どもに向き合おうかという考えです。