私たち不登校・ひきこもり家族会てぃんさぐぬ花の会は令和7年2月15日(土)に交流会を実施しました。場所は北谷町でした。
今回は親だってストレスが溜まるし叫びたい!という、家族の本音からたくさんの言葉と気づきが生まれました。
こどものために頑張っても、こどもは親の気持ちと苦労をわかってくれないという気持ちを、多くの家族が思っていると思います。
一方で、こどもはこどもで、どこまで苦しんでも自分の気持ちとつらさを親はわかってくれないという気持ちを持っています。当事者の集まりでよく話題になることですね。
親子間のお互いに「わかってくれない」すれ違いから一歩踏み出すことができれば。。
こどものつらい気持ちに寄り添って、こどもが心を開いてくれるような関わりを続けることは大変ですよね。
親が、家族が、自分の生活を潤すちょっとした楽しみがあれば、楽しみを見つけることができれば、持久戦に耐えることができるかもしれませんね。
個人的に「いい匂いのハンドクリームに出会えた」という話に共感しました。
令和7年2月北谷町ひきこもり家族交流会
令和7年2月15日(土)
北谷町生涯学習プラザセミナー室6
参加:家族3名、元当事者1名、関係者2名
参加費:500円
対話交流
※個人が特定されないようにしています
- 家族:親戚が社会人生活の後にひきこもっています。行事に顔を見せなくなって気になっていて、後になって生きづらさを抱えていることを知りました。もっと早いうちに声掛けできていればよかったと思います。いざという時に声かけが難しいです。
- こどもが映画を見たいと言い出したので映画館まで送迎しました。1人で映画館に入り楽しんできました。
- 家族会のテーマで「家族が楽しく、健やかになろう」とありますが、最近は自治会の美化活動が楽しいです。地域の中学生も巻き込んで、思ったようにはいきませんが、楽しく充実しています。
- こどもはひきこもりですが、家事のうち炊飯をやってくれます。他にも家事の役割をしてほしいなと思います。みなさんはどのようにしていますか?
- ←私のこどもには特性があるので、するかしないかも本人にまかせています。やらせようがないということです。心身ともに安定して生活できることが何よりです。
- ←こどもとのコミュニケーションで、こどもが何をどのくらい受け入れることができるのか、慎重に判断しないといけないですね。
- ←家族の家事負担を軽くしたい、という「こちら」の都合を押し付けないようにしたいですね。家事役割も大切と言われますが、こどもが今必要としているものなのか、こどもが自分で選択してくれるといいですよね。
- ←炊飯ができているので、炊き込みご飯などバリエーションを増やして一緒に楽しく取り組むといいかもしれませんね。
- 親のストレスをどうすればいいでしょうか。よく「あー!」と叫びたくなります。以前は私自身がよく癇癪を起こしていました。こどもに「親がこうだから、私の未来は暗い」と言われ、改めるようにしています。
- ←とてもよくわかります。叫びたくなりますよね。自分の思うようにいかないから、ストレス溜まりますよ。
- ←こどもはこどもで、「自分の思うように親はわかってくれない」と思っているかもしれません。
- ←最近は、家族が家族の都合を押し付けるのではなく、こどもに選択してもらう(自律する)ことを応援するといいと言われますよね。