令和5年1月21日なは交流会レポート

令和5年1月21日(土)10時〜13時
那覇市民活動支援センター
参加者:13名;当事者3名(オンライン1名)、家族9名、支援者1名

私たちKHJひきこもり家族会沖縄支部は1月21日(土)に新年2度目の交流会を開催しました。
元当事者の方が新たに仲間に加わり、フレッシュな気持ちになりました。
交流会では、「成長」「気づき」といったキーワードが多く語られ、会員みなさんで前向きな気持になれた回となりました。

対話交流

個人が特定されないよう表現をぼかしています。
  • 元当事者:心の拠り所だった親戚のおばさん、昨年5月に亡くなっていたことを最近知ってつらいです。私の電話番号はなくなったおばさんしか知らなかったので、私に連絡が来なかったようです。おばさん宅を訪れたら、おばさんが飼っていた犬が私になついてきました。何か意味があるのではないかと感じています。
    • 家族:よくペットをすすめられますが、世話が難しいですよね。熱帯魚を飼っていたことがありましたが、餌やりは子ども、水槽の掃除は母がやることになり、とても負担に感じてやめてしまいました。二十歳を少しこえた子ども、最近は父との会話も少なくなりました。変化のない生活は話題が少なくなりますね。二人の間で明るくいられるように意識しています。
      • ←お母さんとしてのがんばりがすごいですね。つかれないように気をつけてくださいね。
  • 家族:子どもが成人式に参加してきました。ほっとして、嬉しい気持ちです。ぎりぎりまでためらっていたみたいですが、急いで身だしなみを整えて、会場へ。2次会、3次会も参加して、どうやらお酒も飲んだようです。翌日は普通にしていました。その後一緒にカレーを作ったりして接点を持てています。
  • 家族:昭和、平成、令和と世代のギャップを意識することがあります。ピアサポーター研修仲間ともよく話題になり、無意識に世代の常識を(子どもなど)相手に押し付けていないか、反省しています。私自身、成長期に課題を抱えながら行きてきましたが、家族会での交流を通して夫婦の関係も良くなってきました。子どもが変わろうとしているときに、親も何か成長しないと、チャレンジしないといけないと感じています。子どものペースでゆっくり進めばいい、あせる気持ちはなくなりました。
  • 家族:子どものできることが増えてきました。スーパーで弁当を買う、散髪に行く、バスで通院など。応援していて嬉しいです。
  • 家族:ひきこもる子どもの心のトラウマに気づくこと、大切だと考えています。気付きからスモールステップ。子どもは水のトラウマを克服しました。
    • ←ひきこもるきっかけとなった出来事、背景を忘れてしまうことが怖いですね。きづいてあげること、大切だと思います。
  • 元当事者:中学時代にひきこもりました。私自身、自分がひきこもった理由を問い続けています。私は勉強が好きではなく、高校進学への目的意識がはっきりしなかったことが要因としてあるのかなと思いました。私は交流会で自身を語ることで、前に進んで行きたいと思い今回参加しました。これからもよろしくおねがいします。