令和6年1月ひきこもり家族交流会@那覇市
令和6年1月13日(土)10時〜13時
なは市民活動支援センター
参加者:家族4名、元当事者1名、関係者2名
新年おめでとうございます。ひきこもり家族会を今年もよろしくお願いいたします。
悲しく、心痛むニュースから年が始まりました。ただただ心を新たにして、ショッキングなニュースに流されることなく、それぞれが無理なくできることをやっていければいいのかなと考えています。
今回参加された皆さんは、比較的穏やかに年を越されたようです。
子どもについて状態が安定していること、変化がないことを家族としてどの様に受け止めればよいか、という話題が印象的でした。家族としてもっと何かできるのではないか、あきらめたくない、という思いは多くの方が感じているのではないでしょうか。
大切なことは、家族の思いが先走りして子どもが無理をしていないことだと思います。
対話交流
※個人が特定されないようにしています
- 家族:相変わらず変化がありません。子どもは訪問支援を受け入れ、時に散歩をしています。これを安定しているとして受け入れていいのか、受け入れると「あきらめ」にならないか心配になります。親としてできることはないか、焦ってしまいます。
- ←子どもと話題がないそうですが、子どもの得意や興味のある分野に入っていく方法もありますね。
- ←女子会トークがいいと思います。おいしい、おもしろい、たのしいを軸にした会話です。善悪正誤の判断を持ち込まない会話楽しいですよ。
- ←私も子どもにたいして無理はしないでいいと思っていましたが、やはり親として悶々としてあれこれ言ってしまいます。手巻き寿司やホットプレートを使った料理などは、共同作業になるのでおすすめです。
- 家族:他の家族を見て、なぜ私の家族だけゴチャゴチャしてしまったんだろうと思うときがあります。隣の芝は青いというか。あのときの〇〇さえ無ければ、とも思ってしまいます。
- ←不登校やひきこもりは孤立の問題です。今問題ない家庭でも、いつかは直面すると思います。私は本島のコミュニケーションに気づくことができ、成長することができました。
- ←私は家族の理解がなく苦しんだ過去がありますが、親が考える原因と子どもが感じている原因はまったく異なることもありますよ。
- 元当事者:「引き出し業者」の動画配信を見ました。80-50問題の家庭で、家族からの依頼ということで、業者が50代の男性を連れ出して行きました。先日この業者のライブ配信があり、あの男性は元気にしていますか、と質問しましたが、「わからない」との回答に愕然としました。
- ←本人の納得を得る試みが全くありませんでしたね。家族の依頼を盾に、急に男性の前に現れて当日連れ出す。誘拐と変わらないと思います。
- ←いくら家族に被害があるからといっても、これでは誘拐です。業者に頼る前に、警察に相談してもいいと感じました。
- 家族:子どもは安定しています。私とは会話がありませんが、一緒の空間にいることは大丈夫なようです。変化を促すために、訪問支援があればと考えています。
- ←本人の納得が大なり小なりあることが前提ですね。
- ←お子さんのことを理解してくれる親戚や友人、会のメンバーでお茶会などしてもいいのではないでしょうか。