新年度、新しい仲間

令和4年4月2日(土)10時〜13時@なは市民活動支援センター3階会議室8
Zoomオンライン同時開催
参加者:18名(当事者3名、家族12名、きょうだい1名、関係者2名)

私たちKHJひきこもり家族会沖縄支部は4月2日(土)に4月定例会を開催しました。今回も臨床心理士会から心理士さんが陪席で参加しました。姪の立場で当事者という大学生のAさんが新しい仲間として参加しました。当事者としての立場から、ひきこもりの方の心理を研究したいとのことです。家族会の皆さんは快く受けれました。新鮮な気持ちで定例会はスタートしました。

対話交流

  • Aさん:姪の立場でひきこもり問題に向き合ってきました。よろしくお願いいたします。
  • 家族:感染予防のためにzoom参加が続いていましたが、今回は集合参加しました。ひきこもり問題に向き合った当初は、子どものカウンセリングばかり頭にありましたが、会を通して家族が先に変わることが大切だと考えるようになりました。試行錯誤していますが、最近は子どもが食卓を囲むことも多くなりました。最近は一人でよく外出しています。外出の距離も伸びました。20キロ以上離れたショッピングモールへ歩いて行ったようだ。活動的になってとてもうれしく思っています。
  • 家族:一度就職した子どもがひきこもっています。また動くかなと家族として期待していましたがそのままです。最近ではインターネットで小遣い稼ぎをしています。どうにか社会に出て欲しいと思っています。
  • きょうだい:40になる弟がひきこもりです。姉として身近にいたのですが、ひきこもる兆候に全く気づきませんでした。ずっと「早くちゃんとしてほしい」と思っていました。ここ2年ほど、いろいろ勉強したり、会に参加したりして、ひきこもる弟を許せるようになりました。私が変わって、家庭の雰囲気も少しやわらかくなったかもしれません。親は高齢なので「親が変わることから」は難しいですが、私が変わることでいい変化が生まれていると感じています。
    ←私のきょうだいも無職を続けています。きょうだいの中で理解して付き合っているのはわたしだけです。理解者がいるというのはとてもいいこと。本当の孤立にはしたくない。私が唯一の社会とのつながりとなっています。
  • 家族:「死にたい」「消えたい」と家の中に大書きした子どもから、先日メモをもらいました。「スマホを使っていろんな人と話している。これまでのこと、これからのこと。話しながら考えているから、今は話しかけないで。頭がゴチャゴチャするから。考えがはっきりしたらまた何か話すと思う。それまでは話しかけないで」その直後、高校の参考書を買っている様子でした。とても嬉しかったです。子どもとお話している人にとても感謝しています。
  • 家族:長らくzoomで聴くだけ参加をしていました。やはり直接みなさんにお会いして元気をもらいたいと思って今日は参加しました。今日も聴くだけの予定でしたが、話したくなりました。子どもは食卓を囲まないこともありましたが、最近自分の気持ちを伝えるようになってきました。
    ←(心理士)家族コミュニケーションを良くするために、表情を明るくすることが大切。これが難しい。安心と安全の雰囲気をつくるために人は笑顔を意識するが、ウソと本当の笑顔は違うという研究結果があります。マスク必須の時代にとても大切なポイントです。
  • 家族:子どもが不登校です。家庭と学校とのつながりを感じられない1年を過ごしてとても悲しい思いをしています。これからのことについて担当者と相談していますが、今日はみなさんの声を聴くことができて気持ちが元気になりました。ありがとうございます。
  • 元当事者:ピアサポーター証明証がようやく届きました。とても嬉しいです。(会員の質問について)挨拶にしても褒めるにしても、押し付けにならない程度が気持ちいいです。ひいては自己肯定感につながると思います。
    ←(心理士):あっさりと、さっぱりと、元気に、が大切です。「そうなんですね」も使い分けると効果的です。
  • 家族:あっさり、さっぱり、元気に、は実践してうまく行っていたように思います。ただ私が8050問題を意識するようになり、心に余裕がなくなったのか、知らずに焦る気持ちが態度に表れていたようです。みなさんの語りに触れてとても良かったと思います。元気をもらいました。

ひきこもりピアサポーター4名誕生

令和3年度は4名がピアサポーターに認定されました。KHJのピアサポーターは講習を重ねて「ピア」の「専門家」になります。責任を持ってピア(=同じ仲間)をサポートします。傾聴スキルを身に着けたこと、全国の仲間とつながったことが大きな財産ということです。今年度はさらに多くの会員にチャレンジしてほしいですね。

心理士さんが言っていました。マスク時代に笑顔の表現がとても難しい。笑っているつもりでも、目が笑っておらず怖い印象を相手に与えることも。ウソの笑顔と本当の笑顔、しっかり意識して日常に活かしたいです。

令和4年度からは当会の活動回数を増やす予定です。別日をどうするか、夕方〜夜の集まりもいいねーなど話し合いを続けています。交流会の他に、久しぶりに勉強会もやりたいですね。形を整えて、改めてお知らせいたします。これからもてぃんさぐぬ花の会をよろしくお願いいたします。