私たちひきこもり家族会沖縄支部は令和4年2月5日(土)にオンライン定例会を開催しました。
沖縄県はまん延防止措置期間です。Zoomアプリを使用した定例会は1月に続いて2度目、参加された皆さんは多少アプリに慣れた様子でした。
新規で参加された方はビデオオフで聞くだけ参加、会員の方もビデオオフで参加される方もいました。もちろん、ビデオオフの方にはお話をふることはありませんので、安心して参加できたのではないかと思います。

新しい企画として臨床心理士さんと傾聴トレーニングを行いました。
参加者は2つのルームに分かれて、傾聴の基本である「伝え返し」のワークをロールプレイで実践し、効果と意義を体感しました。聞くだけの講習よりも実践し体験するグループワークはとても効果的でした。今後も継続していきたいと思います。

対話交流

  • 家族:ひきこもりピアサポート研修を終えましたが、研修終了後も全国のメンバーとzoomを通して交流する予定があります。これからが楽しみです。
  • 家族:ひきこもりから回復しつつある息子が「友達ができた」と言ってくれた。息子は日中は支援機関へ通い、夜はグループホームで休むという生活です。先日友人と車でドライブしたとのこと。楽しいドライブですが車内では「死にたい」の連呼だったといいます。本音が言い合える仲間ができてよかったねと伝えました。
    あと、息子が16性格診断法にはまって家族にもすすめてきました。息子発信で家族コミュニケーションが盛り上がっています。
    ←「死にたい」と言い合える仲間は本当に貴重です。素晴らしいです。「よかったね」の返しはパーフェクトだと思います。
    ←心理士:「死にたい」という発言に対しては「できるだけでいいから驚かないで対応する」ことが大切です。カウンセリングの現場で共有されていることです。
  • 家族:ピアサポ研修を無事に終えることができました。ホッとしています。当事者会に忙しい息子は7月から学校へ通います。オリエンテーションや課題など準備しています。
  • 家族:年末の出来事、家の壁や家具に「死」「消えたい」と書かれていました。正直ショックをうけました。お正月にお客を迎えるかもしれず、すぐに消そうか考えたがそのまま残しておくことにしました。子どもには「苦しかったんだね」と手紙をわたしました。
    ←当事者:「すぐに消す→本人の気持ちを無視→悪化」の流れにならなくてよかったです。つらいけどしばらく残しておくほうが良いと思います。
    ←心理士:このような言葉が出てくる中で、家族と本人の間で「どうする?残そうか?消そうか?」などお話ができるのが理想。しばらくして「消すのはどう思う?」ときくことができればいいですね。
    ←家族:不登校、ひきこもりの初期に、お父さんお母さんが考えて家族会につながったのは良かったし、お父さんお母さん偉いと思います。私たちの場合、初めのころは夫婦の会話も噛み合いませんでした。
    ←家族:うちの子どもも数年前に自殺企図しました。とてもショックでした。大書きは気持ちの吐き出しです。家族会につながる以前のことでしたが、気持ちを受容してよかったです。
  • 家族:先輩会員のみなさんはすごいですね。心が強いというか、子どもの助けになっています。みなさんいろいろ経験されて、傾聴など勉強されています。お話を聞いて同じ経験をしているんだと安心します。私もがんばってこうなりたいと思います。
    ←人と自分を比べないで、心が辛くなりますよ。私は気持ちが追い込まれたとき、辛いとき、気持ちを会のラインに書いて、心が救われました。リアクションがあると心が軽くなる。みなさんも活用してください。
  • 当事者:年末年始は発達障害の当事者オンライン「いばとく」に常駐していました。この時期の孤独、孤立に寄り添うため。昔母と喧嘩したときのお話。悩んで苦しんで「なんで僕を産んだの?お願いしたわけでもないのに」と母に言葉をぶつけたら「あなたが出てくるとは思わなかったよ。帝王切開までして大変だったさ」と返された。こんな笑い話もあります。

今回も対話交流でたくさんの気づきがありました。子どもの「死にたい」発言、気持ちには「できるだけ驚かないで対応する」、また「死」の落書きをすぐに消すのではなく、追い詰められた気持ちを大切に受け止めること。心が辛くなったらラインに書き込むなどしてお互いに支え合っていきたいですね。
全体の定例会を終えると男性参加者でアフターミーティングも行われました。

次回、令和4年3月定例会は3月5日(土)10時〜13時を予定しています。開催形式は、なは市民活動センターに集合、同時にzoomオンラインでも開催します。オンラインはビデオオフで聴くだけ参加も可能です。またビデオオフの方にはお話を振りません。お気軽にご参加ください。