10月定例会:10月2日(土)13時〜15時@グループLINE

新しく2名の当事者が参加しました。当事者3名、家族6名が参加しました。家族1名は音声視聴で参加しました。
当事者の1人は会員のお子さんでした。ひきこもりから回復しつつある中で、家族にとっては厳しくも参考になるお話をしてくれました。

  • 家族;息子が東京で自立合宿訓練中だ。息子はやめたいと弱音をはくが、父親が電話で対応し寄り添っている。ひきこもりピアサポーター研修を受けてコミュニケーションに余裕が生まれている。傾聴の大切さを実感している。
    ←日常で傾聴を実践して、息子さんのやめたい気持ちを和らげていることがすごいですね。
  • 家族;息子は散歩に行くようになった。親族の土産卸の仕事を手伝っている。ひきこもりの研修ではないが、妻も傾聴のトレーニングを受けていて、母子の関係が良くなっている。
    親が楽しんでいることが、子どもにとって楽なんだと気づいた。
    ←いい点。ひきこもりの家族、親は、子どもに気を使って楽しいことが何もできない、すべきではないという考えがある。これは間違い。子どもは家族が不幸なのは自分のせいだと自分を責めるから。
  • 本人(初);とても苦しい状況に置かれている。親とのトラブルの結果、親から捨てられた。
    私はこれまで様々な家族会に参加してきた。参加される家族の方は子どもに正直に向き合い、寄り添って、自身が成長されているように感じる。これが私の癒やしになっている。
  • 本人(初);私は少しだが社会経験を重ねながら学生時代を過ごしていた。うまくいかないと思ったときに、外へ出れなくなった。実家にひきこもることができる環境があったので、生きることができたと思う。
    生きづらさはアルコールの問題へ。自助グループで生きづらさ、苦しさをわかちあえたから、回復は順調に進んでいるうように思う。
    親は全力で私をサポートしてくれたが、私はどうしてもよくならなかった。
    親、家族は子どもが本音を言うことができない事実を受け入れることが大事だと思う。自分の無力さを認めることが大事。
    この現実を受け止めるしかない。この底つき感からスタートするしかないと思う。そこから親子がお互い正直に向き合えばいい。
  • 本人;父は私の仕事道具を勝手に知人に貸し出して、それが壊れた状態で返ってきた。こういうトラブルは幼少期から続いている。父は独り言をよく言う。「うちの家族はバラバラだ。一家離散だ」「オレはずっと一人だ。さびしい」と家族の前で言う。僕はとてもイライラしてキレそうになる。
    発達障害の当事者オンライン「いばとく」の保健室がとても素晴らしい。いつでも当事者が話を聞いてくれる。安心する。私もオンラインで講話をすることになった。がんばりたい。

子どもが本音を言えない事実。家族にとっても本人にとっても辛い事実です。家族はどうにかしようと子どもに働きかけますが、この事実を真正面から受け止めずにいろいろ働きかけても信頼関係の回復は見込めないということですね。なかなか示唆に富んだお話でした。