ひきこもり家族会へようこそ

日 時:令和3年5月8日(土)9時〜13時
場 所:なは市民活動支援センター2階研修室2(沖縄県那覇市銘苅2-3-1)
参加者:10名;家族6名(新規2名)、当事者4名(新規2名)
参加費:500円

5月定例会はGWを避けて、第2土曜日9時から開催されました。感染対策もしっかりと、エアコンを強くかけ、窓やドアを開け、サーキュレータを作動させての会合となりました。沖縄のこの時期には少し暑いかなと憂慮しましたが、思いの外快適に開催できました。また見学を含めた新規の方が4名もいらっしゃいました。仲間が増えることは嬉しいですね。

対話交流

  • 当事者;甥っ子のお食い初めがあった。とてもかわいい。最近は「デーツ」にはまっている。間食が減って体もスリムになってきた。とてもオススメです。
  • 当事者;趣味で梅を漬けています。今年はコロナのために中々うまくいかない。無農薬のシソが手に入らないので困っています。
  • 当事者;最近作業所に行けていないのが悩み。なんだかぼーっとしている。体が休みたいと言っているのかもしれない。
  • 当事者;籍を入れて実感した。疾患やひきこもりについて理解ある人がそばにいることの幸せ。とても心強いです。趣味の手芸で小遣い稼ぎができていることも嬉しい。
  • 家 族;中年の家族が無職で社会参加を拒否している。テレビを観るなどして本人は楽しいようだが、孤独死が心配だ。地域の見守り支援をお願いしたくて相談しています。自立支援ではなくて生きがい支援が先だと考えている。
  • 家 族;親に対する気持ちの吐き出しが続いている。精神的に辛いが会のラインでつながっていることで心が救われる。子どもは支援施設を見学するところまで前進した。
  • 家 族;子どもが毎日断酒会に通って、気の合う仲間ができたようだ。前に進む心を支える方法について迷いながら生活しています。

今回も家族と当事者の両方から、ひきこもり本人の居場所がほしいというお話がでました。ひきこもりの当事者会ですね。残念ながら、沖縄県内でひきこもり当事者がオープンに集う会合の情報はありません。本土では「ひき桜」が有名ですね。ひきこもり女子会の「ひきこもりUX会議」もあります。
「支援者にすすめられたデイサービスのコミュニティは中年〜老年の方がメインで居場所と感じない」また「若者支援機関では就労(福祉的なものも含めて)を勧められるので、怖くて自分の居場所にはならない」などの声があがりました。
「ひきこもりという後ろめたい気持ち、傷をなめ合う場所、さらけ出せる場所、自分だけじゃないんだと安心できる場所がほしい」生きるチカラを育てるために、死ななくてもいいんだと感じるために、生きがいを感じるつながりの場は必要ですね。
当会は家族と当事者が集う、特別な家族会となっています。毎回「ひきこもり大学」をやっているようなものです。当事者の一人が「当事者だけで気のおけない会話もしたい」と言っていました。一方で家族会員の複数の方から「何かできないか」の声もあがっています。当事者の前向きな気持に、家族会員のちょっとしたサポートが加わればもしくは。。今後の展開が大事ですね。

前に進みたい子どもの心をどう支えるか。カナダの心理学者バンデューラの「自己効力感」のお話もありました。自分は目標に向かうことができる、到達することができる感覚(自己効力感)を高めるために、日常生活でできたことを言葉で細かく積み重ねていく。身近な人や共感できる人の成功体験に触れる。心理学やカウンセリングの知見に触れることも大事ですよね。

次回は6月5日(土)13時〜16時@なは市民活動支援センター3階会議室8です。