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ひきこもりの子どもにフェアに向き合いたい。ひきこもりに悩む家族が集い、気持ちを和らげ、ともに明日を目指します。毎月第一土曜日のお昼に定例会を開催。勉強会や食事会などの企画もあります。

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6月定例会レポート(2019年6月1日)

6月定例会
6月1日(土)13時〜16時@なは市民活動センター3階第5会議室
参加者:当事者4名、家族会会員4名、合計8名

今回のテーマ
1. 川崎事件についてのKHJ本部から声明文
2. CRAFTについて
3. 小学生ユーチューバーゆたぼんについて
4. 引き出し支援について
5. 近況報告

梅雨に入って間もないですね。今日はどうやら天気に恵まれました。
さて、今回の定例会は最近のショッキングな事件やお騒がせニュース・トピックをもとに対話交流会を行いました。

1.川崎事件についてのKHJ本部から声明文

KHJ:川崎市殺傷事件についての声明文

川崎事件はショッキングでしたね。日が経つにつれ犯人に関する情報が飛び交うようになり、ひきこもりが事件を起こした、家族は何をしていた?などの論調がメディアで目立つようになりました。
この論調のために、家族が不安と怖れをいだいて、相談しにくい風潮が生まれ、社会的に孤立してしまうとしたら、とても悲しいことです。
私達は、ひきこもりだから事件が起きたとは考えていません。おそらくですが、犯人はどうしようもないほどに孤立してしまい、その孤立が事件の要因の一つとなったのではないかと考えています。
KHJ本部も早速声明を発表しました。みなさんには是非読んでいただいて、意味のない不安から自由になってくれればと思います。

2.CRAFTについて

前回の対話で”家庭でのコミュニケーションはできるが、次のステップを意識した話ができない。子どもが逃げてしまう。→勉強会で”CRAFT”を実践しましょう!”となっていました。
今回はCRAFTの概要をみなさんで共有しました。アメリカ生まれのCRAFT理論は元々物質依存(アルコールや薬物etc)解決のために家族を支援しようというものです。アルコール依存に限って言えば、アメリカで70%が改善がみられたようです。この理論を日本でひきこもりに応用しているのが、KHJ本部副理事の境泉洋先生です。
さて、概要を勉強しましたが、勉強してできた気になっていたのではいけません。それぞれの家庭の具体的な事例を通して、実践していくのがいいので、今後はグループ演習に挑戦していきたいと思います。
参考までに書籍を紹介させてください。

CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック―若者がやる気になるために家族ができること
画像をクリックするとAmazonの書籍紹介ページが表示されます。

3.小学生ユーチューバーゆたぼんについて

みなさん知っていましたね。小学生ユーチューバー。ネットでは否定的な意見が多いですが、会合でも否定的な意見が多かったですね。

・彼の親がネグレクトしているのではないか?
・社会性やマナーを身に付けないで大人になるのは問題だ。
・彼が大人になったときに後悔するかもしれない。
・管理教育について、今一度考える必要があるのでは?
・正論タテマエとして管理教育は必要かもしれないが、そこに適応できずこぼれてしまう人への様々なフォローが必要。
・ネットの問題として、注目された人や情報が単純化されて、人々の妬みやそねみを買って炎上しているように見える。

4.引き出し支援について

引き出し支援者の手を借りて、沖縄から数名が家から離れたらしい、との会員からのトピックから。

・ひきこもりの子どもを案じて、悩んで、疲れている家族からしたら一筋の希望のように映るのかもしれませんが、私達は引き出し支援をおすすめしません。
・すごい能力をもった支援員が子どもを自立施設へと連れていく。帰ってきたとき、子どもとどのような会話ができるでしょうか?
・家族が変わっていなければ、またコミュニケーションで軋轢が生まれるかもしれません。生まれなければよいのでしょうが、その確証はありません。
・両親が高齢になり、いよいよ家族の変化も困難な状況になったときには一つの手段としてはあるでしょう。両親と決別して生きていく幸せもあるでしょう。

5.近況報告

今回はトピックが多かったので、フリー特の時間は短めでしたね。

次回定例会は7月6日(土)13時〜16時@なは市民活動センター2階第2研修室です。